帰っていった。過ぐ世現つ世紡ぐ糸M605 : ちいが訥々

今日次女たちが、２１時５５分発QR807便で成田を立ちます。
あっという間の１２月でした。

２６日に、PCR検査を受けました。
朝から寒くて、風が強くて、空気が冷たくて、次女が「レイ君にパパの手袋もうない？」と言いました。前２つほどあげたのは、スーツケースに入れて空港に送ってしまったのです。
レイ君は彼のものを大事にしてくれます。それを見るたびに「あのレイ君が」とうれしくなります。

検査は無事に終わり、スヌピーのクッキーをお土産に買ってきてくれました。

眠れぬままアラームが鳴りました。

彼に無事を頼みました。

次女が起きてきて
「おはよう」
「おはよう」
長女が起きてきて
「おはよう」
「おはよう」
３人ともそのことには触れずいつもの朝のように。

９時３０分。
やはり涙、涙でした。
長女が駅まで送っていきました。
あと１か月長女たちがいてくれるのが救いです。

ハナちゃんはもう少し日本にいます。

持ち物は、ハナちゃん以外の３人でスーツケース６個。２３キロＸ６です。
キャリーケース３個、身の回りの物（彼女たちはリュックです）３個です。

やはり何事もなくとはいきません。 1640690851279

送っていた荷物が届いていなくて待って、ギリギリセーフ。

成田で手荷物関係で一瞬窮地。

何回も行ったり来たりしているのにこのようなことは初めてだったそうです。

手荷物が重量オーバーでおまけに１個にまとめるように言われたそうです。

スーツケースの重量オーバーは最悪追加料金を払えば許してもらえるようですが手荷物はそういう規定がないそうです。

ジーパンを２枚重ね着したりして何とかクリアできたそうです。 1640694608805

エミさんが、「飴なめる」といって、必死で何個もなめたそうです。
彼女の好きな日本の大切な飴、その時のエミさんの気持ちを考えるといじらしく思います。

彼の助けはいつもギリギリ。
けれどまあ無事飛べたから、「有難う」。

次女がメールを送ってくれました。
レイ君からの伝言だそうです。
「おばあちゃん、泣かないで。またあえるから」

これからドーハ経由でブラジルへ。
２０数時間の飛行です。

ブラジルで頑張ってください。
わたくしももう少し頑張ります。