自然への畏敬。過ぐ世現つ世紡ぐ糸M406 : ちいが訥々

ブラジル便りです。 3-3-27ご飯２

ある日の食事風景だそうです。
レイ君は彼と同じ左利きです。

ケニーのhighfiveだそうです。
私がハイタッチじゃないの？と言うと 3-3-27ハイタッチ

それは日本での言い方だと思う。と言われました。

ロッキーです。 3-3-27ロッキー

テレビを見ていると、コウイカ漁の映像が流れました。
網を仕掛け網を手繰る前にお酒を海に捧げていました。
少なからず感動しました。

よその国にも神に感謝し、神に祈るという習慣はあるのでしょうが、日本のこのようなしきたりにささやかな感動を覚えました。

漁師の方は結構お若い方でした。
若い方にも、延々と受け継がれている日本の、ものに対する、感謝、尊敬のようなものがこれからの方にも受け継がれていったらいいのにと思いました。

海開き、山開き等々事あるごとに日本人は自然に対する畏敬の念を持って生きてきました。
科学では解明できないことも受け入れ自然と共に生きてきました。
大切にしたい心の一つだと思います。

小さいことですが、２５年ほど前に家をリホームしました。
とりかかる前のお祓いは当然ですが、大工さんが「お酒を用意してください」とおっしゃいました。特にトイレの改修の時に使われたようです。

そして先日家の木を切るとき植木屋さんが矢張りお酒を供え、お酒を撒き、塩を家の四隅に盛りました。

矢張りこのような習わしは脈々と残っていくのだと思いました。

コウイカ漁の映像を見て思い出した、本日の訥々でした。